東御市職員ノ トビラvol.1 〜土木係編〜
みなさま、こんにちは。
謎に包まれた市役所の世界へようこそ。
職員紹介に特化したストーリーテラーのTです。
市役所職員と一言で言っても、多種多様、複雑怪奇、個性輝く、魅力溢れる人の集まりでもあります。
でも、何となく市役所って、行きづらい、良くわからない、顔が見えないですよね。
市役所に就職、転職したいけれど、いまいち実態が分からないという方もいると思います。
今回、このnoteでは「東御市職員ノ トビラ」というテーマで各係のトビラを開いて、そこで働く人たちを紹介していきます。
第1弾の今回は、土木係の「トビラ」を開いてみましょう。
今回は、インタビュー方式でお話を伺います。質問者はインターンで市役所に来ていた学生さん、有望な未来の東御市職員Oさんです。
Oさん(以下、「O」という):本日はよろしくお願いします。
廣瀬主査(以下、「廣」という):よろしくお願いします。建設課土木係の廣瀬です。
池井主任(以下、「池」という):同じく建設課土木係の池井です。よろしくお願いします。
O:どのようなお仕事をされていますか?
廣:道路や橋の整備・維持管理など、地域や市民生活を支えるインフラ整備を行っています。インフラ整備といっても色々な種類があり、傷んだ舗装や側溝を直したり、橋の点検や改修、カーブミラーや道路の白線などを設置するのも私たちの仕事です。
池:アスファルトの穴埋めなど小さな補修は、自分たちで材料を調達して行っています。また、道路を拡げる用地が必要な場合、土地の所有者様に用地のご協力をお願いする用地交渉なども行っています。
O:働いて大変なことはなんですか。
廣:3年に1回程度、異動があるので、その都度、新しい仕事を覚えるのが大変です。ただ、部署が変わることで、新しい知識や技術が身についたり、新しい人間関係を築けるため、私はステップアップのチャンスだと捉えるようにしています。
池:倒木や台風など、緊急の場合は365日24時間いつでも出動しなければならないので、当番の日の夜はいつ通報があるかとドキドキしています。また日頃から道路のひび割れが気になります(笑)
O:公務員になって良かったことはありますか。
廣:部署にもよりますが、土木係は、担当する仕事は最初から最後まで自分でやるため、仕事のスケジュール調整ができます。そのため、子どもが風邪を引いたり、学校の行事で休みたい時は休暇を取りやすいです。
池:休暇などの福利厚生は、公務員の魅力だと思います。また、土木係の仕事は目に見える形で長い間残るので、道路を利用する方々から「ありがとう」と言っていただけると本当に嬉しいです。
O:働く上で大切にしていることはありますか。
廣:工事予定箇所を何回も訪れ、自分が利用するイメージで“こうしたらいいな”と考えながら、計画を立てています。工事が始まってからも、施工業者さんと“こうした方がいいよね”と現場で相談しながら、利用しやすい形で完成するように心掛けています。次の世代のためにもしっかりとした工事をしなければと思っています。が、大抵予算オーバーしてしまうので、係長や同僚に怒られることもあります(笑)
池:市民の皆様から色々なご意見をいただきますが、市側の意見を押し付けないようにしています。しっかりと市民の方のご要望を聞いて、その上で解決方法を見つけるようにしています。そこが一番大事だと思っています。
Oさん:色々教えていただき、ありがとうございます。
廣、池:こちらこそ、ありがとうございました。東御市役所でお待ちしております(笑)
ストーリーテラーのTです。
いかがでしたでしょうか。
職員の顔が見えることで、ずっと身近に感じませんか。
「トビラ」を開けば、そこで働く職員は、日頃から道路のことを考え、緊急時に出動してくれる“頼りにしたい”職員でした。
次回は、昨年の秋に刀剣展に尽力した学芸員を紹介します。
お楽しみに!