火のアートフェスティバル2021 体験レポートVol1
最高の天候の中イベントスタート
晴れ渡る秋空の中、火のアートフェスティバル2021がスタートしました!台風やコロナの影響で、実に3年ぶりとなったこのイベントは、新型コロナウイルス感染症対策が施される中、多くの来場客で賑わっていて、会場には総勢60店舗のショップが大集結!
ステージでのコンサート、ワークショップや展示など見所満載です。
そんなイベントの大目玉はなんと言っても登り窯焼成です!
東御市芸術むら公園には、大きな登り窯があるんです。
なぜ、登り窯があるの?
これは、旧北御牧村内の17カ所で奈良、平安時代の窯跡が発見されており、その昔信濃国分寺(上田市)の瓦が旧北御牧村の粘土で作られた歴史もあって、そんな須恵器文化を持つ地域の誇りから公営の窯が作られました。
3つの焼成室を持つ登り窯は、京都出身で上田市に住んでいた陶芸家の亀井朝雄氏(故)により設計されました。
現在も亀井氏の想いを引き継ぎ、陶芸グループ「べと」の皆さんにより登り窯が管理されています。
登り窯薪入れを体験
火のアートフェスティバルでは、前日の火入れから始まり、3日間の間、火を燃やし続けます。(夜の間も交代で燃やし続けます)
3日間の焼成に使われる薪は約2トン!!
実際に薪入れを体験しました。
コツをつかむと、薪を投げ入れるのがとても楽しい♪
そして、炎の熱気がすごいんです!
窯の中には温度計が入っていて・・・
(595℃)これが1時間燃やし続けると⇓
(655℃)に!炎の熱が増していくのを、肌で感じました。
そして、これが最高温度で1200~1300℃にもなるそうなんです!
長年登り窯焼成に携わっているグループ「べと」の皆さんによると、登り窯の煙突から火柱が立ち上がる見頃は、本日9日22時~10日3時頃とのことです。
こんな、幻想的な様子が見られるのでしょうか?!(過去の写真です)
(ゆるっとうみ発信体 UK)