東御市6次産業化発見 VOL.1
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東御市6次産業化発見 VOL.1

長野県東御市(公式)

市内で6次産業化に取り組む事業者の皆さんや、そこから生み出される商品やサービス、市の特産品などの情報をお届けするシリーズです。

~6次産業化とは~

農林漁業者が生産(第1次産業)だけではなく、加工(第2次産業)、流通・販売(第3次産業)にも主体的・総合的に関わること(1×2×3=6次産業化)により、農林水産の新たな付加価値を創出することをいいます。
東御市の特産品であるワインも6次産業化の代表例。ワイン用ぶどうを生産し、加工をし、販売まで取り組むというのも6次産業化といえます。

新たな可能性を探りながら活躍されている事業者の皆さんの元へお伺いしながら、お仕事の様子、旬の情報、お得な情報をお届けしていきます!!


信州黄金シャモの美味しさの喜びを分かち合いたい

記念すべき第1回目にご紹介するのは「農事組合法人とや原ファーム」です。

千曲川の左岸台地に広がる起伏に富んだ御牧原台地に、「信州黄金シャモ」という地鶏を東御市で唯一飼育している農場と食鳥処理場があります。
御牧原台地はその景観の雄大さから、移住される方も増えているほどの美しい地域です。

【写真1】IMG_20210713_101127

「信州黄金シャモ」は長野県が4年もの歳月をかけて開発した信州生まれの地鶏です。
父鶏に歯ごたえと美味しさに定評のある「シャモ」、母鶏にコクのある味わいが特徴の「名古屋種」をかけ合わせた「歯ごたえ・うま味・風味」の三拍子が揃った地鶏が、ここ東御市で育っています。

「とや原ファーム」の「とや原」は農場のある場所がそう呼ばれていることに由来するのですが、「鳥が住む場所」という語源もあるとのこと。
その名のとおり、信州の美しい山々を望むことができ、豊かな自然が残るこの地で、常時3,000羽程度が平飼いで飼育されています。(長野県の信州黄金シャモ生産者の中ではトップの飼育数です!)

平飼いの密度は1㎡あたり5羽以下。広々とした鶏舎内でのびのびと育つ信州黄金シャモたちは、一般ブロイラーの約3倍の時間をかけてゆったりと育てられます。
大きい雄鶏になると、体重が4kgにもなるんだそうですよ。

【写真2】200512_Toyahara-4

飼育・加工・販売を一貫実施

そんな信州黄金シャモたちを愛情たっぷりに育て、食鳥処理、販売までを一貫して担っているのが代表である栁澤祐一(やなぎさわ ゆういち)さん。
自身も東御市生まれで、以前は隣の小諸市で会社員をされていました。
そんな栁澤さんが食鳥に関わり始める転機となったのは25歳。当時、上田市にあった食鳥処理場に転職した時なのだそうです。
転職の理由は何となく…の流れでしたが、そこから25年間、主に管理者として働き、養鶏場の運営や次代を担う若者の指導に尽力されました。

その後、故郷である東御市から地鶏の6次産業化を推進するにあたり、声がかかります。
のびのびと育つ「信州黄金シャモ」の姿、そしてその美味しさに惹かれ、長年の経験と実績を活かし、飼育・加工・販売までを一貫して担うことを決意されました。

県内で信州黄金シャモの飼育を行っている方は他にもいらっしゃいますが、加工は外部委託するケースが大半。しかし、とや原ファームは徹底した衛生管理のもと、飼育から販売までを一貫して行い、高い品質と美味しさの追求を実現しています。

信州黄金シャモに対する想いをお聞きすると「長いことこの業界にいるので、家族のように可愛い…などの感情はありません。のびのびと健康で元気に鶏が育つことを願い、愛情たっぷりに大切に育てています。地鶏特有の噛めば噛むほどに旨味が増す良質な肉を1人でも多くの人に知って頂き、美味しさの喜びを分かち合いたいです。全国のご家庭で頻繁に食べられるくらい普及させることが、私の夢です。」と話してくださいました。

【写真3】concept_business_head

自分たちの手で「信州黄金シャモ」をトップブランドにしたい

とや原ファームでは、普及促進のため、地元のイベントに積極的に出店し、焼鳥販売などを行ってきました。
また、ベーコンなどの加工品の開発にも積極的に取り組み、昨冬は「鍋セット」、今夏は「鶏飯(けいはん)セット」を県内の総菜製造業者と共同開発し、色々な方法で美味しさが引き立つ可能性を探っています。
そして、扱っていただく飲食店も徐々に増えてきています。
最新情報は東御市にある「信州そば処 ふるさとの草笛」さんの新メニューに加わった「信州黄金シャモの冷やしぶっかけ蕎麦」!!土日祝日限定のメニューです。
「信州黄金シャモ」の旨みが、冷たいお蕎麦とさっぱりとした大根おろしと重なり合ったとても美味しい一品です。

信州そば処 ふるさとの草笛ホームページ:kusabue.jp

【写真4】お蕎麦

取材を行った日は、夏ギフト生産の真っ只中。自宅に帰れず会社に泊まることも珍しくないという日々だそうですが、「自分たちの手で信州黄金シャモをトップブランドの鶏にする」という思いを胸に、栁澤さんの挑戦はこれからも続きます。

【基本情報】
事業者名:農事組合法人 とや原ファーム
住所:東御市御牧原2598番地
代表:栁澤 祐一
ホームページ:https://toyahara-farm.jp
フェイスブック:https://m.facebook.com/toyahara.farm/
インスタグラム:https://www.instagram.com/toyaharafarm/
事業内容:信州黄金シャモの飼育・加工・販売
6次産業化の形態:農産加工

【とや原ファームで飼育、加工された信州黄金シャモの販売・取扱店(東御市近郊)】

信州黄金シャモ取扱い店(表)


信州黄金シャモ取扱い店(裏)

○オンラインショップ
・東御市公式オンラインショップ https://www.rakuten.ne.jp/gold/toumi/
・農家直売どっとこむ https://www.e-noson.com
・わざわざ https://waza2.com

とや原ファームでもご予約いただくことにより、処理場でお肉のお渡しが可能です。
電話:0268-75-0150
メール:toyahara-farm@ueda.ne.jp
営業時間:9時~18時
加工定休日:木曜日、日曜日


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長野県東御市(公式)
長野県【東御市】は、上田市と軽井沢町の間にある人口30,000人の小さな市。陽当たりがいい。近さがいい。人がいい。そんな【ほどよく、田舎。とうみ】をよろしくお願いします。