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「火のアートフェスティバル」ってなんですか?

はじめまして!東御市地域おこし協力隊の平島と申します。

今年5月に着任と同時に東京から東御市に移住し、はや2か月が経ちました。

美味しい食べ物、空気、水、そして温泉と、とうみ暮らしを満喫しています。
現在は「火のアートフェスティバル」というイベントを担当しています。

今年の「火のアートフェスティバル2022」は、10月8日(土)、9日(日)に開催します。
今年は記念すべき30周年です。
開催までの3か月、フェスティバルについてお伝えしてまいります。

今回は、「火のアートフェスティバル」について御存知ない方のために、なんぞや?ということについてお伝えします。


このフェスティバルは平成5年に始まりました。
場所は、長野県東御市にある芸術むら公園です。

芸術むら公園がある北御牧地区では、縄文時代の遺跡のほか、奈良・平安時代の遺跡も発掘されています。

この時代の須恵器文化ゆかりの西峰古窯(にしみねこよう)が平成5年に発掘され、芸術むら公園に移設され、展示されています。

この窯を模した登り窯も、芸術むら公園内に築造され、市民が作った陶芸作品、最大約2,000点を焼き上げるお祭りを開催、それが「火のアートフェスティバル」の始まりです。 
 

登り窯では、フェスティバルの開催中に、東御市内の中学校、小学校、保育園等の子どもたちが作成した陶芸作品や7月下旬から8月上旬に開催される陶芸教室で、市内外の皆様が作成された作品を、約1,300度の炎で焼き上げます。

市内の陶芸グループ「べと」の皆さんを中心に、火の様子を伺いながら三日三晩薪をくべ続けます。

登り窯から立ち上がる4本の火柱は迫力満点です。
かくいう私も、今年、初めてその様子を見るので、ワクワクしています。
 

フェスティバルでは、陶芸のほかにも、アートを身近に感じることができるワークショップや出店、音楽演奏も計画しています。
 
これから、火のアートフェスティバルについて、わかりやすく皆様にお伝えして参りますので、お楽しみに!