東御市6次産業化発見 VOL.5
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東御市6次産業化発見 VOL.5

長野県東御市(公式)

今回ご紹介するのは、「子供に安心安全なものを作ってあげたい」という想いで農業と加工品販売を始めた「ナチュラルファームままらいふ」です。

健康的で食卓が楽しくなる食生活を求めて

東御市で生まれ育った「ナチュラルファームままらいふ」代表の中澤小百合(なかざわさゆり)さん。子どもが生まれ、子育てをする中で「健康的で食卓が楽しくなる食生活とはどのようなものだろうか?」と考え始めたことがきっかけとなり、今から20年前に農業を始めます。

当初はご実家の畑の一画を借り、関心を持っていた無農薬栽培に挑戦。土づくりにはとても苦労されたそうですが、試行錯誤を何度も繰り返しながら作物を育て、畑の数も徐々に増やしていきました。
農繁期にはご主人のご両親にも手伝っていただき、今では一町一反(約1.1ha)の耕作面積で作物を栽培しています。

主たる農地は湯の丸高原近くの標高900mほどの所にあり、朝晩の寒暖の差が大きく、作物は引き締まった味になるのが特徴とのことです。

01+代表の中澤小百合さん


家族の力で叶えた商品化

「ナチュラルファームままらいふ」では中澤さんが考案した加工品が多数あり、「くるみのジェノベーゼ」「ブルーベリークリームチーズ」「紅玉りんごバター」の三種類が季節に関係なく販売している定番商品。
その中で一番の売れ筋商品でもあり、加工品を作り始めるきっかけともなったのが「くるみのジェノベーゼ」なんだそうです。

農業に専念していた当時、育てている作物の中からバジルと東御市特産のくるみを使い、「くるみのジェノベーゼ」を作ってみたところ、なんと始めから納得のいく味になり「加工品として販売しても売れるのではないか」と直感。商品化をするにあたり、商品のラベルは当時学生だった娘さんがパソコンを使って作製し、「ナチュラルファームままらいふ」の屋号はご主人が考えてくださったそうです。

家族の力で何とか商品化にこぎつけ、2015年、長野県などが主催する「第25回信州の味コンクール」ではアイディア賞に輝きました。

02+くるみのジェノベーゼメイン

そんな「くるみのジェノベーゼ」の主な原料はバジル、くるみ、ニンニクですが、すべて自ら栽培した農作物で賄っており、クルミが不足した場合に限り、他から東御市産のくるみを仕入れているのだそうです。

ワインによく合い、食べ物に合わせるのなら、ハード系のパンや鶏肉料理、パスタ、蒸したジャガイモなどがおすすめだそうです。
また、冷ややっこに「くるみのジェノベーゼ」を乗せ、上からオリーブオイルをかけて食べるのが中澤さんお勧めの食べ方!!皆さんもどうぞお試しください!!

03+バジル


加工品の考案、販売のために重ねる努力

加工品の販売は初年度から3年間ほどは多くの在庫を抱えて大変だったそうです。毎日のように販路拡大に走り回り、長野県が主催する6次産業化商品関係の商談会や講演会に積極的に参加し、首都圏で開催されるマルシェや銀座NAGANOでの試食販売も積極的に行いました。
その努力が実を結び、今ではバイヤーからの引き合いが多く、首都圏の他にも、大阪府、福岡県、熊本県の百貨店でも販売されるようになりました。

04+バジル収穫

畑にいる時間が大好きで仕事が趣味だとおっしゃる中澤さん。
今は西洋野菜、りんご、ブルーベリーなど少量多品目栽培を基本とし、今後は農作業をお手伝いしてくださる方を雇ってでも、田畑と収穫量を増やしたいと考えているそうです。

そして、新しい加工品のアイディアを求めて、各地の道の駅や直売所を巡り、熱心に商品の研究も進めていらっしゃるとのこと。今後、どんな加工品が生み出されるのか、とても楽しみです。

【基本情報】
事業者名:ナチュラルファームままらいふ
住所:東御市滋野乙2262-6
代表:中澤小百合
メール:nf.mamalife@gmail.com
ホームページ:https://www.nf-mamalife.com
インスタグラム:https://www.instagram.com/nf.mamalife/
事業内容:野菜、果物などの栽培、農産加工品の販売
6次産業化の形態:農産加工

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長野県東御市(公式)
長野県【東御市】は、上田市と軽井沢町の間にある人口30,000人の小さな市。陽当たりがいい。近さがいい。人がいい。そんな【ほどよく、田舎。とうみ】をよろしくお願いします。